リンカーンMKX試乗会
in 横浜ベイエリア
この前、リンカーンMKXの試乗会に行ってきました。
新型のCUV(クロスオーバー・ユーティリティ・ビークル)です。
ちなみに「MKX」の読み方は、
マーク・エックスではなく、マーク・テンでもなく、
「エム・ケイ・エックス」が正解とのことです。
写真でもお分かりのように、
横浜ベイエリアのクラブをベースにした会場は、完全に夜のムード。
なんとなく妖しげですが、
なかなか印象に残る演出でもありました。
プレゼンテーションが行われたのは横浜ベイエリアのクラブです。
ナビゲーターも併せて紹介されました。
暗闇に輝くシャンデリアと、
リンカーン・デザインの基礎を創ったエドセル・フォードのコラボです。
さて、MKXですが、
リンカーンスターをデザインキーにした細かい格子状のグリルは華やかですし、
ボディ幅いっぱいに拡がったLEDテールランプも華やかです。
FWDベースの4WD車ですが、サイドスタイルはごく普通です。
どこに乗っていっても違和感はありません。
車幅いっぱいのテールランプも華やかですが嫌味はありません。
細かい格子状のクロームのグリル……とても華やかですが、
不思議なことにこれまた嫌味はありません。
とくに細かい格子状のクロームのグリルはかなり派手ですが、
不思議なことに嫌味がありません。
キラキラはしていますが、ギラギラはしていない、とでも言えばいいのでしょうか。
こうした印象は、古くからのリンカーンの伝統でもあります。
僕の大好きな、
1956年型「Continental MarkⅡ」にも当てはまりますし、
MKXにも当てはまります。
キャビンはもちろん広々しています。
でも、ボディサイズは、日本でも持て余さずにすみます。
トヨタのハリアーよりも幅がちょっと広いだけ……そんなサイズです。
インテリアもエクステリア同様、
プレミアムモデルとしての華やかさはありますが、過剰感はありません。
なかなかいい感じです。
インテリアもお洒落ですが、過剰感はありません。とても気持ちのいいキャビンです。
帰りにもらったおみやげです。お洒落な方々は、よ〜くご存じのブランドです。
「さり気なくお洒落!」といった表現がいちばん合っているかもしれません。
そんなMKXには、
たとえば、白のプレーンなシャツとジーンズが似合うと思うし、
フォーマルな装いもまた似合うと思います。
ただし、普段着にしても、夜の装いにしても、
トレンドはきっちり押さえておかないと、
MKXに負けてしまうかもしれません。
MKXって、さり気ない風を装いながら、
けっこう乗り手を厳しく選ぶクルマです。
それだけに、ピタッとはまったら、
そうとうカッコいいはずです。
エンジンは3.5lのV6で、ATは6速ですが、
走り味も乗り味もいい仕上がりです。気持ち良く走れます。
突出したところはありませんが、全体のバランスがとてもいいのです。
きっと、優れたチューナーが仕上げをしたのだと思います。
横浜の山下公園に面したホテルの前にMKXを停めて眺めてみたのですが、
なかなかいい雰囲気でした。
バレーサービスのあるホテルやレストランに乗りつけたいクルマです。
では、また来週。




1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。




