VW パサート ヴァリアントの
頂点に位置する、R36
Volkswagenフォルクスワーゲンの
Passat Variantパサート ヴァリアント(ステーションワゴン)は、
オールマイティな能力をもった魅力的なクルマです。
その頂点に位置するのが「R36」ですが、
見て良し、乗って良し、
走って良し、積んで良し……、
と、まさにオールマイティ……万能です。
パサートの中で僕はヴァリアントのルックスがいちばん好きです。
(撮影・岡崎宏司)
スリーサイズは4820×1820×1490mmと小さくはありませんが、
5.3mの最小回転半径とも相まって、
日本での使い勝手は「適性ゾーン」に入っています。
パサートには、
セダン、4ドアクーペ(CC)、
ステーションワゴン(ヴァリアント)の3種
のボディ・バリエーションがありますが、
ボクがいちばん好きで、
カッコいいと思っているのはヴァリアントです。
「ワッペングリル」だけはあまり好きになれませんが、それ以外は好きです。
エアロルックにも大げさなところはありません。どこにでも乗ってゆけます。
「R36」のバッジです。
ヘッドライトの表情ももなかなか精悍です。
クロームの「ワッペングリル」だけはあまり好きになれませんが……、
インテリアもクールな感じも気に入っています。
そして、最近のVWに共通したことですが、
細部まできちっと造り込まれた品質感のよさにも惹かれます。
造り込みのいいインテリアは、スポーティでクールな表情の持ち主でもあります。
シートのホールド性も万全です。シートバックには「R36」の文字も入っています。
後席も快適です。長距離もまったく苦にさせません。
ラゲッジコンパートメントも広くて、使い易くて、仕上げにも手抜きはありません。
ラゲッジフロアの下はこんな感じになっています。
エンジンは3.6LのV6・FSI……つまり直噴エンジンですが、
このエンジンは、パワーも、トルク、回転感も、音も……みな洗煉されています。
そして6速DSGとの組み合わせがもたらす動力性能も文句なしです。
4モーション(4WD)も効果的に働いてくれますし、乗り心地も上々です。
ヴァリアントでありながら、その気になれば、
峠道をスポーツカーのようなスピードで駆け抜けてもくれます。
改めて言います。
パサート ヴァリアント R36はまさに「万能」なクルマです。
では、また明日。
パサート バリアント R36
W1820×H1490×D4820mm、3200cc、V6、
220kW(299ps)/6,600rpm、350N・m/2,400〜5,700rpm、590万円。

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1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。




