ポルシェ・パナメーラ国際試乗会④
心地よい眠りを貪って、
翌朝はいよいよPORSCHEポルシェPanameraパナメーラの
ステアリングを握ります。
実は、ミュンヘンからエルマウのホテルまでの往路は、
ショーファードリブン……
つまり後席の印象をチェックするプログラムだったのです。
ですから、われわれがステアリングを握ったのは、
2日目からということになります。
ホテルの前で出発を待つパナメーラです。
(撮影・岡崎宏司)
で、後席ですが、
大柄な男が4人、快適に長距離をこなせるスペースをもっています。
ただし、幅も広くて背も高い前席シートは、
後席の空間感覚に圧迫感的なものをもたらしています。
前後席のコミュニケーションは少しとりにくい印象です。
でも、そんな印象が、
パナメーラのスポーツ度を高めているともいえます。
今にも雨が降りそうな空模様でしたが、幸いにもポツリポツリ程度ですみました。
出発時、ロビーのひと隅に置かれたコーヒーと果物。出窓に置いてあったのがいい感じでした。
たっぷりのアイスキューブの中に入れられたミネラルウォーターのボトルもいい感じです。
セラミック・コンポジット・ブレーキを組み込んだターボです。
6月の半ばを過ぎているのに、ガルミッシュの山々はまだこんな様子でした。
メーターパネルにも、もちろんポルシェDNAがたっぷり埋め込まれています。
エアコンルーバーとドアノブ周辺ですが、インテリアはかなり骨太のデザインです。
試乗の途中にここでランチを楽しみました。いかにも南ドイツ風の装いの建物ですね。
レストランの庭にあったベンチです。
試乗を終えてホテルに帰ったときに撮ったものです。
パナメーラの赤いブレーキキャりパーと、
911・カブリオレのイエローのボディカラーのコンビネーションがとても印象的でした。
ホテルの前に静かに佇むパナメーラ……こんな感じもなかなかいいですね!
試乗したのは「ターボ」「4S」「S」の3モデルですが、
いずれもカイエンと基本を共有する4.8L V8を積んでいます。
最強の「ターボ」は500ps/700Nmを引き出しますが、
その走りは強力です。いや強烈と言った方がいいでしょう。
しかし、明らかに重心の低いパナメーラは、
タフなシャシーと4WDシステムとが相まって、
500ps/700Nmをしっかり受け止めます。
7速PDKの洗練された仕事ぶりも最高です。
パナメーラ・ターボはあらゆる領域の走りを快適に、
そして、求めればむろん、最高のスピードを、
最高の刺激性を、エンターテインメント性を発揮してくれます。
熟成度の高さも印象的でした。
「パナメーラは4WDが基本です」とポルシェは言っていますが、
RWDの「S」の、軽快で爽快な乗り味、
走り味もまた、素晴らしいものでした。
では、また明日。
ポルシェ パナメーラの国際試乗会の動画はコチラ

関連の記事
- 2010.09.21 12:30
ポルシェ 911(997)in ハンブルク - 2010.06.15 21:30
USB - 2010.04.12 22:30
ポルシェ試乗会......夜の続き - 2010.03.12 18:30
フランクフルトのポルシェたち - 2009.07.28 23:50
ポルシェ・パナメーラ国際試乗会⑤ - 2009.07.24 19:00
ポルシェ・パナメーラ国際試乗会③ - 2009.07.23 23:50
ポルシェ・パナメーラ国際試乗会② - 2009.07.22 22:30
ポルシェ・パナメーラ国際試乗会① - 2009.05.01 16:00
カブリオレと並ぶお洒落度の持ち主
ポルシェ911 タルガ4S - 2009.04.27 23:50
ポルシェ パナメーラの
ワークショップのご紹介。



1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。




