プロポーションが美しい、レクサスIS250C
LEXUSレクサスのラインナップに魅力的なモデルが加わりました。
ISをベースにオープンモデル化したIS250Cです。
レクサスにはSC430というオープンモデルもありますが、
こちらはトヨタ ソアラのバッジを替えたものということもありますし、
基本的にいささかの旧さをも感じさせます。
クローズドにしたときのプロポーションもきれいです。
(撮影・岡崎宏司)
IS C(Cはコンバーチブルの意味)はフル4シーターですし、
オープンとはいっても
電動式リムーバブルハードトップなので、クーペとしても使えます。
電動式ハードトップは20秒ほどで開閉しますし、
クローズドにしたときの快適性もむろん万全です。
それに、なにより嬉しいのは、スタイリッシュであることです。
オープンにしたときも、クローズドにしたときも……。
とくに、後半部でキックアップしたベルトラインが、
リアリッドに繋がるデザインは個性的かつ魅力的です。
ベルトラインが後半部でキックアップしてリアリッドに繋がるデザインは、
IS250Cに素晴らしい個性をもたらしています。
定員は4人。開発スタッフの話では前席に180cm、
後席に170cmのパッセンジャーが乗って、快適に移動できるとのことです。
残念ながら、ダッシュボード周りのシボの質感などは上々とはいえません。
白のレザーシートに赤のステッチ……いいですね。
エレガントなIS250Cに、このタフなデザインのペダルは合いません。僕はそう思います。
トランク部にトップが格納された状態です。
オープンにしても、ソフトバッグならそこそこ積めます。
ボディカラーは9色。トリムも多くのバリエーションが用意されています。
赤と白のトリム……自分で乗るのは照れますが、
プレミアム・ブランドにはこうした特別なトリムも必要です。
リア周りの造形がよくわかります。とても個性的で魅力的です。
エンジンは2.5LのV6で6速ATが組み合わされますが、
アクセルを深く踏み込んだようなときには、
パワー的に少し物足りなさを感じさせられるかもしれません。
でも、そんな若干の非力さが、
気遣いの要らないリラックスした走りをさせてくれる……、
そんなプラスに結びついているようなところもあります。
安定性を高めるためだと思いますが、
足はかなりしっかり締められていて、その分乗り心地は硬めです。
いずれにしても、IS250Cが、
レクサス・ブランドのイメージアップに貢献するのは間違いなさそうです。
では、また明日。




1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。




