プジョー308CC プレスフォト
ご承知のこととは思いますが、
PEUGEOTプジョーの車名にある、
「CC」とは「クーペ カブリオレ」
を意味しています。
プジョーCCの歴史は古く、
その歴史は1934年にまで遡ります。
75年前にデビューした
「プジョー 401エクリプス」
がCCの原点です。
今やリトラクタブルハードトップ車は全盛期に入った感がありますが、
プジョーは75年も前にそれを世に送り出していたのです。
プジョーのCCモデルの人気を確立したのは、
初代の206CC、207CCです。

紺碧の空に真っ白な308CC……これ以上のコンビネーションはなかなかないでしょう。
また、この角度から見る308CCがもっとも美しいと僕は思います。
手軽な価格のコンパクトで小粋なこのCCモデルの人気は、
それこそあっという間に拡がってゆきました。
308CCは307CCの後継モデルですが、
先鋭的なデザインとお洒落度はグンとハネあがっています。
フロントスクリーンの傾斜度が
強いことでもお分かりのように、
乗降性や居住性を少々削っても、
とにかく「カッコよさを優先する」
というデザインコンセプトですが、
賛成ですし、納得です。

なにか夢の中を走っているようですね……。

オープンにした状態では、この角度から見るのがいちばんきれいなはずです。

トップを閉めた状態です。

まずトランクリッドが開きます。

トップが2分割してトランクスペースに格納されます。

これでトランクリッドが閉じてオープンモデルの完成です。
かなり個性が強いデザインは好き嫌いが分かれるでしょうが、
最近のプジョーのデザイン・クォリティはほんとうに高くなりました。
ちなみに2分割式のハードトップは、20秒ほどで開閉します。
エンジンは1.6L 4気筒ターボ。
プジョーとBMWが共同開発したエンジンで、
MINIクーパーSと基本的に共通のエンジンです。
スムースでよく回り、低回転域から十分なトルクも発生します、
が、ATが未だに4速なのはもの足りませんし、
商品力におけるハンディになっているのも間違いありません。
しかし、少なくとも日常的な走行条件下では、
出足加速でも、追い越し加速でも、とくに不満を感じることはありません。

こうした写真を見ても、仕上げを含めたデザインクォリティの高さが感じ取れるはずです。
ところで、写真ですが、時間と天候と背景の問題で、
今回は、308の魅力的な姿を撮れるチャンスに恵まれませんでした。
ということで、プレスフォトで紹介せていただきました。
では、また明日。




1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。




