レクサスのヒット作......HS250h
プリウスは前代未聞の爆発的な売れ行きを見せていますが、
LEXUSレクサスHS250hも好調です。
発売から1カ月間の受注は1万台を超えたということです。
そんなことで、予約の出遅れた人たちは7カ月もの
納車待ちになってしまうそうです。
納車を待つ人たちも気が重いでしょうが、
ようやくヒット作に恵まれたレクサス店の人たちもまた、
納車待ちのお客様への対応に苦慮していることと思います。
FISCO内にあるレクサス カレッジの1階フロアに展示されたHS250hです。いい雰囲気です。
(撮影・岡崎宏司)
HS250hの人気の理由はといえば、
もちろんハイブリッド車であることがいちばんでしょう。
加えて、手頃なサイズのセダンであること、
レクサス バッジを付けたハイブリッド車としては、
割安感を感じさせる価格設定等も理由に挙げられます。
この遊び心あるトリムカラーはなかなかのものです。
ただ、ナビモニターやフロアカーペットの繊細さを欠くデザインは残念です。
センターコンソール上のナビ等のコントローラーですが、使い勝手のよさは世界一! だと思います。
これもレクサス カレッジ内で撮ったものです。
レクサスらしい、塗装品質の高さがわかります。
この写真もパネルの平滑さや塗装品質のよさを示しています。
スリーサイズは4700×1785×1505mmですが、この写真でも全高の高さはお分かり頂けると思います。
もちろん、その分キャビンは快適になっています。
「LEXUS HYBRID DRIVE」……価格は395万円から535万円です。
僕のお薦めは453万円の「バージョンI」です。
テールランプはホワイトレンズを使っていますが、
なんとなく「街のスピードショップ製」のようで、レクサスには似合わないと思います。
背景はFISCOのゲートです。
HS250hのボディサイズは、幅が10mm狭い以外は、
レクサスISより一回り大きくなっています。
とくに全高は75mmも高く、
さらにはアッパーキャビンの台形絞りも小さいので、
キャビンは広々しています。
スポーティな印象のルックスの持ち主ではありませんが、
ドッシリと落ち着いた印象があります。
エンジンは2.4Lで、組みあわされるモーターも強力です。
加速は力強く、街はもちろん、ハイウェイでも、
そして、山岳路の登りでも活溌に走ってくれます。
ただし、とくに中速域辺りの追い越し加速では、
電気モーターのアシスト感をもう少し前面に強く出した方が、
より気持ちがいいのではないかと僕は思います。
タイヤは18インチと17インチがありますが、
僕のお薦めは(とくに乗り心地面で)17インチです。
ハンドリングも素直ですし、
回生ブレーキに気を遣わされることもありません。
レクサスにようやく春が巡って来たようです。
では、また明日。

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1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。




