レンジローバー in イングランド
改めて言うまでもなく、
RANGE ROVERレンジローバーは
ラグジュアリーSUVの頂点に君臨するクルマです。
少しふるい表現のように思われるかもしれませんが、
4WDのロールスロイスという地位は揺るぎのないものですし、
レンジローバーをひとことで語るには、
依然として、もっとも相応しい表現だと思います。
国際試乗会の帰路、
1日だけロンドンに寄ってきましたが、
とくにセントラルエリアでのレンジローバーは、
相変わらず特別な存在感を発揮していました。
ピンストライプのスーツを着こなし、背筋をピンと伸ばして、
ステアリングを握る紳士たちとのコラボレーションには、
ラグジュアリークラス・サルーンとのそれよりも、
むしろ、よりフォーマルな印象を受けます。
とくに、サビルロウやボンドストリート辺りで出会う、
濃紺や黒のレンジローバーには、
そうした印象をより強く感じさせられます。
今回、イングランドで試乗したレンジローバーは、
ジャガー、ランドローバーが新開発した5L直噴式 V8搭載車です。
従来のV8より性能が大きく引き上げられると同時に、
燃費も引き上げられています。
低速トルクの向上で、6速ATのロックアップ領域も拡がっています。
シャシーも進化し、内外装にも手が加えられています。
そんな新型レンジローバーの姿をプレスフォトでご紹介します。

この佇まいは、まさに「4WDのロールスロイス」の呼び名に相応しいものです。
(写真はプレスフォト)

伝統的でかつモダン、そして上質なインテリアは、
レンジローバーの大きな魅力のポイントのひとつです。
このキャビンに乗り込むと、自然に背筋が伸びるような気がします。

新しいレンジローバーの顔です。3本のメッシュグリルが特徴です。

「4WDのRR」の試乗会には、いつもタフなオフロードステージが用意されています。
そのステージに入る前、スタッフから注意事項を伝えられます。

深い泥濘地を走るレンジローバーです。
この程度のタスクはレンジローバーにとっては、まあ「朝飯前」です。

泥濘地はまだまだ続きますが、泥まみれになったレンジローバー……迫力あります!

かつては、こうしたタスクをこなすのは大変でしたが、
高度な制御システムの助けによって、今ではリラックスして楽しめます。

オンロードでも引き締まった、安定した走りを味わわせてくれます。
静粛性もグンと高まっています。
では、また。




1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。




