2010年2月の記事
夜の表参道寸描
同じビルでも、同じショールームでも、同じ広告塔でも……
みんな大きく表情を変えます。
クリスマス時期のイルミネーションはとくにはありませんが、
それがまた、個々の夜の表情を一際引き立たせる効果を生んでいます。
夜の表参道はきらびやかですが、ギラついてはいません。
一昨年、撮った写真を見ているうちに、
また夜の表参道を散歩したくなりました。
そして、オープンカフェでカプチーノを飲みながら……
お洒落な人たちが行き交うのを楽しむのです。
東京メトロ、表参道駅です。(撮影・岡崎宏司)

冬枯れの木々と表参道の表情
僕の表参道好きは今に始まったことではなく、昔からずっと続いています。
昔の表参道で覚えている店は数軒。ほんとうに閑静な通りでした。
明治通りとの交差点の近くにあった中華料理屋、フルーツパーラー、
当時としては断然洗煉されていたスーパーマーケット……
僕が始終通っていた店は、だいたいこんな程度です。
ところが今は……すごいです。これほど華やかな通りは……
僕の知っている限りでは世界一だと思います。
だから、世界に名だたるファッション・ブランドが、競って店を構えるのです。
それもフラッグシップ、
ないしはそれに準じるスケールとクォリティをもつ店ばかりです。
昼も華やかですが、夜はもっと華やかです。
一昨年、そんな表参道の表情のあれこれ切り取ってみました。
冬枯れの木々は本来は寂しいものですが、冬の表参道には素敵な表情をもたらしいています。(撮影・岡崎宏司)

LAでのスナップショット
ロデオドライブでのスナップショットをご紹介します。
説明することはなにもありません。
ただ「いいな」と思ったから、シャッターを押しただけです。
キャプションもなしです。
どんなお店なのか……想像してみて下さい。

パバロッティのレストラン
気取ったレストランを想像する人は少なくないと思います。
ですが、「Ristorante EUROPA 92」は、
素朴で、暖かで、気取りなど微塵もないレストランでした。
外も、内も、です。
看板がなければ、ふつうの田舎家と違ってもおかしくありません。
パバロッティ邸もそうでしたが、レストランも同じく寛げます。
家族や親しい友人たちとともに楽しい時を過ごす場とすれば、
まさに最高のレストランです。
もし、わが家の近くにこんなレストランがあったら、
僕はきっと、毎週のように通い詰めるでしょうね。
「Ristorante 」の看板がなければ、ふつうの家と見間違ってしまうかもしれません。
表参道、夜のオープンカフェ
夜、表参道に行くと、必ず立ち寄るカフェがあります。
日本にはなかなかない、とてもいい雰囲気のオープンカフェです。
一昨年暮れ、ミラノから帰った直後に行った時の写真ですが、
なにか、ミラノの旅の続きを味わっているような気分になりました。
指揮者の小澤征爾ご夫妻の姿も見かけましたが、
これで2度目なので、きっと度々来られているのでしょう。
素敵なお二人です。憧れます。
オープン・カフェは、道行く人々を見るのも楽しみにひとつですが、
表参道には、さすがにお洒落な人たちが多いですね。

青山通りと表参道の交差点です。
この写真にはあまり華やかさはありませんが、ちょっと上を見ると華やかな広告塔が林立しています。
(撮影・岡崎宏司)

BMW X1の全高って......
BMW X1のスリーサイズは、
全長4454mm、全幅1798mm、全高1545mm。
日本でも難なく使えるサイズ……というよりも、
「日本で使いやすいサイズ」といった方が合っています。
いちばんの特徴は1545mmの全高。
SUVでありながら、
(BMWはSAV=スポーツ・アクティビティ・ビークルと呼んでいます)
立体駐車場にも駐められるのです。
この全高は、
「日本の立体駐車場規格に合わせたもの」ということですが、
なんだか嬉しい話ですね。
大きなキドニーグリル、インパクトの強いヘッドライト……X1の顔つきはかなりアグレッシブです。
(撮影・岡崎宏司)

ベルリンの壁にて......
「ベルリンの壁」が崩壊してから20年経ちました。
ベルリンでは今年、
いろいろな20周年記念行事が行われています。
ベルリンには、壁の崩壊前にも崩壊直後にも行っていますが、
同じ国民を、家族を、親戚を、友人を……
一夜にして切り裂いた厚く高い壁を見たときの、
恐怖感と暗澹たる気持ちは、今もよく覚えています。
西ベルリン側にある物見台に上がって東ベルリンに目をやると、
そこには古ぼけた建物の並ぶ、静まりかえった町が見えました。
人通りもほとんどありません。
ときおり通るクルマにしても、完全に時代から取り残された代物です。
一方、西ベルリン側に目を移すと、
戦後、驚異の経済復興を遂げ、繁栄を謳歌し、
欧州の盟主たらんとする活気溢れる街並みが展開していました。
壁と鉄条網の向こうには東ドイツの監視塔があり、
銃をもつ兵士が監視していましたが、
一度、そんな監視兵と目が合ってしまったことがあります。
監視兵の目は、背筋がゾクッとするような鋭いものでした。
壁を越えようとした人は容赦なく彼らの銃の的になったのです。
旧検問所のそばにはこんな青空市場が並び、
この人は旧東ドイツ軍のあれこれを売っていました。ゴルバチョフのポスターも……。
(撮影・岡崎宏司)

ハワイ、198?年......
ハワイにはもう何度行ったのか、ハッキリはわかりません。
でも、初めてハワイの土を踏んだのが1964年……。
以来、かなりの頻度で行っているので、
両手、両足の指の数より多いかもしれません。
ハワイ特産の優しくてカラフルな布地。ノースショアのスーベニア・ショップで……。

フォルクスワーゲン ゴルフR
GOLF RゴルフRが早々に日本上陸を果たしました。
ゴルフRといえば、
先代のR32を思い出す人は少なくないでしょう。
3.2L V6エンジンをノーズに押し込み、
4モーションと組み合わせたR32は、
世界中の人気者になりましたが、
日本ももちろん例外ではありませんでした。
スポーツライクにチューニングされた3.2L V6は、
大排気量NAならではの心地よいパワーフィールでゴルフを引っ張り、
エンターテインメント性に富んだサウンドは、
多くのスポーツファンを魅了しました。
そんなR32の後を受け継いだのが、
今日ご紹介する最新のゴルフRですが、
その中身は大きく変わっています。
ゴルフRのルックスはかなりアグレッシブですが、
外観品質の高さも手伝って、嫌味を感じさせられることはありません。
(撮影・岡崎宏司)

巨大マック看板登場!!!3/3
ミュンヘン空港に登場した、
マクドナルドの超巨大看板のご紹介……
今日はその3回目、最終回です。
今までも世界中で、
いろいろなマクドナルドの看板を見てきましたが、
これほど楽しくて、強いインパクトを受けたものはありません。
先週ご紹介した写真をもう一度繰り返して、
通しで見ていただくと、きっと楽しいと思います。
世界中に30000店舗以上あると言われるマクドナルドですが、
この黄色のMのマークはほんとうによく目立ちます。
アメリカでは「ゴールデン・アーチズ」と呼ぶ人もいますが、
これは黄色のMマークが、「ふたつの金色のアーチ」にも見えるところに由来しているようです。
(撮影・岡崎宏司)

巨大マック看板登場!!!2/3
昨年のクリスマス・シーズン……
ミュンヘン空港に登場したマクドナルドの超巨大広告看板のご紹介
今日はその2回目ですが、お楽しみ下さい。
ミュンヘン空港第2ターミナルビルの壁面全体を占拠した巨大看板……
端の方はもうほとんど見えません!
(撮影・岡崎宏司)

巨大マック看板登場!!!1/3
昨年暮れのことです。
ミュンヘン空港のターミナルビル壁面に、
超巨大な広告看板が登場しました。
マクドナルドの広告看板ですが、
とにかく、その巨大さはハンパではありません。
第2ターミナルビルの側面全部を埋め尽くしているのですから。
僕はその看板を端から端まで見ましたが、
その楽しいこと……もう、最高でした!!
マクドナルドのお客さんのイメージをあれこれ描いているのですが、
どれもこれも「うん、うん・・・」と頷けるものばかり。
僕が初めてマクドナルドを知ったのは1964年だったと思います。
場所はLAです。
「なんて簡単で、なんて楽しくて、なんて美味しいんだ!」
たぶん、そんなように思ったはずです。
以来、今に至るまで、マクドナルド・ファンであり続けています。
ミュンヘン空港第2ターミナル壁面の端から端までを完全制覇したマクドナルドの広告看板。
強烈なインパクトです!
(撮影・岡崎宏司)

僕の部屋の小物たち、飛行機......
僕の部屋には、クルマを始め、
乗り物のミニチュアモデルがあれこれあります。
もらったもの、買ったもの……いろいろですが、
統一性とか、脈絡的なものは一切ありません。
もらったものでも、買ったものでも、
気に入ったものを、好きなように置いてあるだけです。
もちろん、強い思い入れのあるものもありますが、
ほとんどは「なんとなく好き」なだけです。
今日、ご紹介する旅客機のミニチュアは、
すべて買ったものですが、
これも「ただなんとなく、いい雰囲気だから買った」だけです。
ですから、記事中の機種名も正しいかどうかわかりません。
間違っていたらごめんなさい。
もちろん、「コンコルド」くらいはわかりますが……。
プロペラ時代のルフトハンザ機、「ロッキード・スーパー・コンステレーション」です。
箱が残っているので、これは間違いありません。それにしても、きれいな飛行機ですね。
(撮影・岡崎宏司)

?????......!!!!!......
ここはモンテナポレオーネ通りですが、
スッポリ雪を被った3台の小型車が行儀よく並んでいます。
さて、このクルマはなんでしょう?
何人かのクルマ好きに聞いてみたんですが、
はっきり断言する人はいませんでした。
でも、自信なさげに「チンクだよね?」と答えていましたが、
正解です。チンクェチェントです。
でも、このチンク、本物ではありません。
よ〜く、見てください。
3台のチンクには同じツリーが立っていますね。
しかも……お分かりですか?
モンテナポレオーネ通りに並んだチンクェチェント……ユーモラスで、
インパクトがあって……最高です!!
(撮影・岡崎宏司)

日産フーガ
先代フーガの存在感は希薄でした。
事実上、日産のフラッグシップであることを考えると、
ちょっと寂しいものがありました。
でも、新型フーガには、十分な存在感もインパクトもあります。
ロングフード、強く張り出した(とくにフロント)フェンダー、
短いフロントオーバーハングとFRらしいプロポーション、
……かなりダイナミックだし、スポーティです。
FRらしいスポーティでダイナミックなプロポーションです。
先代モデルより存在感は大幅にアップしています。
(撮影・岡崎宏司)

ミラノで出会ったミニたち
すでにご承知の通り、
イタリアはコンパクトカー王国ですが、
もっとも豊かだといわれるミラノも例外ではありません。
メルセデス・ベンツ SクラスやBMW 7シリーズ、
アウディ A8などももちろんよく見かけはしますが、
スマートやMINIに出会う頻度はもうかなりのものです。
それも、装備レベルが高く、
トレンディな色の内外装を纏ったモデルが少なくありません。
この辺りは、豊かな上にファッション感度も高い人たちが多い、
ミラノならではのことでしょう。
今回もいろいろなコンパクトカーに出会いましたが、
クルマも乗っている人たちも、みんなイキイキしていました。
ご覧下さい。
スズキ ワゴンRです。ミラノで見ると、ましてやこんな背景の前で見ると、
日本で見るワゴンRとは別物に見えます。
(撮影・岡崎宏司)

雪のミラノのMINIたち
ミラノの人たちには、スマートも愛されていますが、
MINIもまた愛されています。
そして、どちらも、お洒落な街、ミラノによく似合います。
昨日は、雪のミラノで出会った、
スマートたちの愉快な表情をお届けしましたが、
今日は雪を被ったMINIのあれこれをお届けします。
お楽しみ下さい。
このMINI、比較的よく雪下ろしはできています……が、
屋根の雪の残り方、なにか釈然としません。
(撮影・岡崎宏司)

雪の中のスマートは愉快だ!
ミラノの人たちに、smartスマートはかなり愛されています。
ミラノは、僕の知っている限り、
世界でももっとも多くのスマートが住み着いている街のひとつです。
そんなことで、ミラノでスマートを見かけること自体は、
珍しいことでもなんでもありません。
でも、雪のミラノで見たスマートは新鮮でした。
愛らしくて、ちょっと滑稽で……
見かける度に思わず心が和みました。
ご覧下さい。
雪をどっさり被ったスマートですが……よく見るとヘッドライトが点いています。
なんとなく不思議な光景です。
(撮影・岡崎宏司)

見事です!!
イタリアの人たちのパーキング・テクニック、
僕には神業のように思えます。
いや、神業そのものです。
前後車両との隙間はごくごくわずかしかないのに、
ハンドルを数回切り返すだけで、
なにごともないようにスイッと出て行ってしまうのです。
年をとるにつれて駐車がへたくそになっている僕としては、
ため息をつきながら、そんなシーンに見とれているわけですが、
今回のミラノでも、何度もため息をつかされました。
今日は、そんなシーンのひとつをご紹介します。
モンテナポレオーネ通りですが、4台のクルマが例によって、
ほとんどバンパー to バンパーに近い状態で駐まっています。
(撮影・岡崎宏司)




1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。




