2010.02.05 23:50

日産フーガ

先代フーガの存在感は希薄でした。

事実上、日産のフラッグシップであることを考えると、
ちょっと寂しいものがありました。

でも、新型フーガには、十分な存在感もインパクトもあります。

ロングフード、強く張り出した(とくにフロント)フェンダー、
短いフロントオーバーハングとFRらしいプロポーション、
……かなりダイナミックだし、スポーティです。

 

 

 

IMG_0129.JPG

 

FRらしいスポーティでダイナミックなプロポーションです。
先代モデルより存在感は大幅にアップしています。




(撮影・岡崎宏司)

 


 

IMG_0152.JPG

ヘッドライトもアディショナル・ライトも、もっと斬新で精度感の高いデザインがほしいところです。





ちょっと残念なのは、
ライト類のデザインに目を引かれるような斬新さがなく、
それが、フーガのモダンなイメージを弱めている点です。

今や、ライト類は、
クルマのイメージを大きく左右するポイントのひとつです。
マイナーチェンジなどでの進化を期待しましょう。

 

こうした背景の前に置くと、もう一つモダンなイメージがほしくなります。





インテリアは「日本発のデザイン」をアピールしていますが、
主戦場になる輸出市場ではウケるかもしれません。

でも、日本市場では好き嫌いがはっきり出そうな気がします。
基本バリエーションは250GTと370GTの2モデルですが、
車格感から見ても、中身的に見ても、僕のオススメ370GTです。
250GTは走り味、乗り味ともに、
いろいろ物足りなさを感じるところがあります。

 

IMG_0167.JPG

インテリアには日本的な要素が積極的に採り入れられています。
個性的ではありますが、好みは分かれるでしょう。





 

IMG_0194.JPG

メーター類はオーソドックスな、きれいなデザインです。


 

IMG_0198.JPG

センターコンソールとナビモニターです。



 

IMG_0207.JPG

ドアトリムにも、歌舞伎の「隈取り」をモチーフにしたデザインが採り入れられています。






でも、370GTはエンジンもパワフルだし、
20インチのポテンザを履きこなしているのも嬉しいところです。

 

IMG_0226.JPG

20インチのポテンザを履いた黒の370GT……迫力があります。
もちろん、走りにも迫力があります。






乗り心地は硬めですが、粗さのないもので、
スポーティな身のこなしと、乗り味を楽しませてくれます。
250GTの乗り味、走り味には、
全体に、粗さや線の細さといったものを感じますが、
370GTのそれには、骨太感と厚み感を感じます。

北米をはじめとした輸出市場での販売は、
370GTが中心になるはずですから、
とりあえず、開発面でも370GTにより多くの力が注がれた……
といったことなのかもしれません。

では、また。