2010.05.24 23:50
ジャガーXJ in ヴェルサイユ その1
JAGUARジャガーXJの歴史は1968年に始まります。
XJ「シリーズ1」の登場です。
当時の僕は、熱烈なアメリカ車ファンでした。
が……それはそれとして、
XJのエレガントな姿には強く惹きつけられました。
そんな背景にはもちろん、
1950年代のルマン24時間レースを中心にした、
モータースポーツ界での輝きが、
後押ししていたのはいうまでもないことです。
XJ「シリーズ1」のエンジンは、
当初は2.8Lと4.2Lの直6でしたが、
1972年には5.3LのV12が加わりました。
直6もV12も素晴らしいエンジンでした。
僕はとくにV12エンジンの囁くような鼓動感が好きで、
それを積むデイムラー版を2台続けて買いましたが、
僕の車歴の中でも強く記憶に残るクルマです。
エレガントで、スポーティで……本当にいいクルマでした。
ただし、燃費だけは酷いものでした。
確か90Lタンクだったと思いますが、
1日に2度給油したこともありました。
なにしろ、2km/lくらいしか走らないのですから……。
でも、今となってはそんなこともいい想い出です。
で、新型XJですが、
1960年代から連綿と続いてきた、
いわゆる「クラシックジャガー」のイメージは、完全に消えました。
何もかもが新しくなっています。
XJは「クラシックなラグジュアリーカーの代表」から、
「トレンディなラグジュアリーカーの代表」へと、
大きく姿を変えたのです。
写真を見ていただけばお分かりになると思いますが、
新型XJは、モダンで、スポーティで、エレガントです。
シンプルに表現すれば「とてもカッコいい!」ということです。
新型XJは、メルセデスや、BMWや、アウディと競合するだけでなく、
マセラティや、ポルシェや、アストンマーチン等々とも、
競合しそうな予感がします。
極端な話をすれば、911にしようか、XJにしようか、
……そんな迷い方をする人が出ても不思議はないということです。
とにかく、新型XJは魅力的です。
では、ヴェルサイユで開かれた国際試乗会の様子、
ご紹介しましょう。
新型XJの試乗は、まずは後席から始まりました。
シャルル・ドゴール空港から、試乗会の拠点になるヴェルサイユのホテルまで、
ショーファードリブンのXJを味わったのです。
キャビンの物理的スペースは十分ですが、空間感覚的にはタイト感のあるスポーティな仕上がりです。
(撮 影・岡崎宏司)
XJの後ろ姿ですが、ショルダー周りと、テールランプのデザインに強いインパクトがあります。
スポーティでタイト感のあるキャビンの空間感覚がお分かりいただけるかと思います。
試乗会の拠点になったのは、ヴェルサイユの「TRIANON PALACE」です。
美しくエレガントなホテルです。新型XJがよく馴染んでいます。
ホテルのファサードにレンジローバー・スポーツと新型XJが並んで駐まっていました。
アメリカ辺りで好まれそうなコンビネーションです。
では、また明日。
XJ「シリーズ1」の登場です。
当時の僕は、熱烈なアメリカ車ファンでした。
が……それはそれとして、
XJのエレガントな姿には強く惹きつけられました。
そんな背景にはもちろん、
1950年代のルマン24時間レースを中心にした、
モータースポーツ界での輝きが、
後押ししていたのはいうまでもないことです。
XJ「シリーズ1」のエンジンは、
当初は2.8Lと4.2Lの直6でしたが、
1972年には5.3LのV12が加わりました。
直6もV12も素晴らしいエンジンでした。
僕はとくにV12エンジンの囁くような鼓動感が好きで、
それを積むデイムラー版を2台続けて買いましたが、
僕の車歴の中でも強く記憶に残るクルマです。
エレガントで、スポーティで……本当にいいクルマでした。
ただし、燃費だけは酷いものでした。
確か90Lタンクだったと思いますが、
1日に2度給油したこともありました。
なにしろ、2km/lくらいしか走らないのですから……。
でも、今となってはそんなこともいい想い出です。
で、新型XJですが、
1960年代から連綿と続いてきた、
いわゆる「クラシックジャガー」のイメージは、完全に消えました。
何もかもが新しくなっています。
XJは「クラシックなラグジュアリーカーの代表」から、
「トレンディなラグジュアリーカーの代表」へと、
大きく姿を変えたのです。
写真を見ていただけばお分かりになると思いますが、
新型XJは、モダンで、スポーティで、エレガントです。
シンプルに表現すれば「とてもカッコいい!」ということです。
新型XJは、メルセデスや、BMWや、アウディと競合するだけでなく、
マセラティや、ポルシェや、アストンマーチン等々とも、
競合しそうな予感がします。
極端な話をすれば、911にしようか、XJにしようか、
……そんな迷い方をする人が出ても不思議はないということです。
とにかく、新型XJは魅力的です。
では、ヴェルサイユで開かれた国際試乗会の様子、
ご紹介しましょう。
シャルル・ドゴール空港から、試乗会の拠点になるヴェルサイユのホテルまで、
ショーファードリブンのXJを味わったのです。
キャビンの物理的スペースは十分ですが、空間感覚的にはタイト感のあるスポーティな仕上がりです。
(撮 影・岡崎宏司)
アメリカ辺りで好まれそうなコンビネーションです。
では、また明日。

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ストックホルムにて......



1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。




