2011.04.11 15:00

BMW & MINI、2009 フランクフルト・ショーにて

もちろん、リーマンショックの影響を受けてのことですが、
09年の東京モーターショーは悲惨なものでした。

海外の有力メーカーのほとんどが出展を取りやめ、
日本勢も緊縮財政の余波をまともに受けて、
楽しさも、希望も、夢も……なにもありませんでした。

いっそのこと「中止した方がよかった」と思ったほどです。

一方、同じ09年のフランクフルト・ショーはどうだったかというと、
エネルギーに溢れ、希望に満ち、夢に満ちた、最高のモーターショーでした。
中でも、BMW&MINI連合軍は、
スケールといい、演出といい、内容といい……圧倒されるばかりでした。

「モーターショーへのコスト削減はしていないのですか?」と、
ある欧州メーカーの首脳に質問したのですが、
「欧州のメーカー、とくにプレミアムカー・メーカーは、そんなことはしません」
「モーターショーはお客様との非常に重要なコミュニケーションの場ですし、
そこで、夢を萎ませるようなことなどするわけはありません」

そして、最後に笑いながら、
「ああ、そういえば、コストを削ったところがあります」
「ジャーナリストの皆さんにお出しする飲み物やお料理をちょっとだけ……」
と、笑いながら付け加えました。

日本のメーカーと欧州のメーカーとの、
「ブランド・バリューに対する価値観の違い」
そして、「市場とのコミュニケーションに対する認識の違い」の大きさを、
改めて痛感させられたものです。

なにはともあれ、09年、フランクフルト・ショーでの、
BMW & MINIの、壮大なスケールでの強烈なアピールぶり、ご覧ください。




IMG_6374.JPG巨大なスペースのホールを単独で使ったBMW & MINI……
ホールの内壁に沿って設けられたオーバルコースに勢揃いしたBMWのオールラインナップ。
ボディカラーは白で統一されていました。これはオーバルコースのほんの一部分にすぎません。





(撮影・岡崎宏司)







IMG_6379.JPGプレゼンテーションはBMWとMINIの合同で行われました。






IMG_6383.JPGまずはBMWのプレゼンテーションから始まり、
背景の色が鮮やかな黄色に変わると、今度はMINIのプレゼンテーションです。






IMG_6389.JPG巨大なオーバルコースの舞台に加えて、
これまた広い立体の展示スペースがあります。






IMG_6750.JPG未来のクルマのあり方を提案するコンセプトカーも登場します。






IMG_6758.JPG未来カーと並んでいるのは、デビュー直後の5シリーズGTですが、
これは来場者を乗せてオーバルコースを走る試乗車です。
そうです。BMWホールでは、インドアで試乗会までやっていたのです!





IMG_6763a.JPG巨大な広さを持つ会場では、各メーカーが会場内移動のための車両を提供しています。これはBMW1シリーズです。





IMG_6767.JPGこちらはMINIですが、100kmを3.9ℓの燃料消費で走ることをアピールしています。








では、また明日。