2011.04.21 12:00

VW トゥアレグ

新型トゥアレグの仕上がりは、
見た目的にも、走り味/乗り味的にも、文句なしです。

大型SUVというと、とかく威圧的な印象を周囲に与えがちですが、
トゥアレグは、過剰な演出などないにもかかわらず、
確かな存在感を感じさせます。

それは「端正かつ凛とした」といったイメージの存在感と言っていいでしょう。
同様なイメージは、インテリアにも共通しています。

上質なマテリアルを使い、高い精度で組み上げられたインテリアには、
多くのユーザーが高い満足度を抱くはずです。

日本仕様のトゥアレグには、2種のモデルがあります。
3.6L V6のNAエンジンを積んだ標準モデルと、
3L V6+モーターのハイブリッド・モデルです。

標準モデルの走りにも十分な余裕があり、
身のこなしの軽快さはなかなか魅力的なものです。

しかし、ハイブリッド・モデルの仕上がりは,さらに魅力的なものでした。

詳細は専門誌などを読んでいただくことにして、
ここでは結論を簡単にまとめさせていただきますが、
スーパーチャージャーで過給される3L・V6と電気モーター、
8速AT、クラッチでエンジンを切り離せるシステム、
そして高度な制御のコンビネーションは、
トゥアレグ・ハイブリッドに、力強く気持のいい走りと、
優れた実用燃費をもたらしています。

力強く気持のいい走りと言いましたが、
とくにここ一番で、アクセルをフルに踏み込んだときの加速は、
ちょっと「ドキドキ」するほど力強く、しかも洗練されています。

今回の試乗では、高速道路も含めて横浜市近辺を中心に走りましたが、
平均速度が25km/hで、平均燃費は8.9km/Lでした。

重量2.3の4WD・SUVとしては文句なしですし、
「NA・2Lクラス・セダン並の燃費」といったところが、
僕の経験的物差しから得た印象です。

ちなみに、今回の試乗を通じて、唯一気になったのは、
ブレーキ(回生ブレーキ)の踏み始めの食いつき感が甘く、
慣れるまでには少し時間がかかった……そんな点だけでした。


IMG_1226.JPG各部のマテリアルの調和や、精度感の高い仕上げがよくおわかりいただけると思います。







(撮影・岡崎宏司)






IMG_1228.JPGセンターコンソール部分も、過剰な装いこそありませんが、ひと目見て、誰もが上質差を実感するはずです。






IMG_1232.JPG端正で上質な佇まいは、ビジネスの場にも持ち込める雰囲気/素養の持ち主だと僕は思います。






IMG_1236.JPGオーソドックス……別の言い方をすれば、平凡とも言えるかもしれませんが、後ろ姿もまた上質で端正です。






IMG_1240.JPG突出した個性こそありませんが、誰にでも馴染むところが、まさに「VWらしい」インテリアです。






IMG_1242.JPG新世代VW車に共通した顔です。ここでも精度感の高い仕上げがよくわかります。








では、また明日。