2011.08.23 20:00

日産リーフに2週間乗りました!

「日産リーフ」は、世界初の本格的量産EVです。
そのリーフと2週間を共にした印象をご紹介します。

リーフに乗ったのは7月中旬から8月頭まででしたが、
しっかりエアコンを使って走りました。

リーフの一充電走行可能距離は、
JC08モードで200kmとされていますが、
街を中心に一部高速道路をも含む…
そんな条件下で、流れに乗って走った場合の走行可能距離は、
だいたい150~160kmといった辺りが平均的値だと思います。

ここでいう「流れに乗る」とは、
基本的にていねいな運転を心掛け、
一般のクルマの流れに乗って走るといったことです。

高速道路でも走行車線の流れに乗って走るのが基本です。

でも、ストレスが溜まるような「我慢の走り」はしません。

加速するべき時はしっかり加速しますし、
抜くべき時は躊躇せずアクセルを踏み込みます。

走行モードはドライブモードとエコモードを選べますが、
エコモードにすると、加速がマイルドになり、回生ブレーキがやや強めになります。

エコモードでも一般の流れに乗るのにとくに不都合はありませんが、
例えば、上り勾配になったり、追い越しをするような場合は、
ちょっとしんどさがでてきます。

エコモードでの電費節約効果は10%ほどとされますが、
アクセルペダルの踏力(バネ感的反力)が大きくなるのは、あまりいい感じとは言えません。
エコモードでずっと走っていると右足が疲れます。
そんなことで、僕は多くをドライブモードで走りました。

こちらは、走りも、走りのフィールも文句なしです。
加速もいいし、なにより、EVならではの瞬発力は気持のいいものです。

エアコンは電気を食うので、EVの課題の一つとされていますが、
試乗期間中は最高気温が30度前後と、
まだそれほど暑くはなく、エアコンも26度くらいの設定で大丈夫でした。
そんなことで、エアコンが走行距離に及ぼす影響は、
だいたい20%程度といったところでした。

その後の猛暑時の試乗だったら、
30%以上になっていたかもしれません。

電気を食うといえば、高速道路はやはりきついです。
日本の高速道路はアップダウンも多いし、空気抵抗の影響もけっこう大きいのでしょう。
高速道路を走っていると、
「残量計の目盛りの減りの速いこと」が明らかに実感できます。

今回の長期試乗を通じて、いちばん「ひどい!」と思ったのは、
高速道路のSAに置かれる急速充電器が信用できない存在だということです。
わずか2週間の間で、使えないことが2度もあったのです。

管理者に電話したら、
「今日は土曜日、明日は日曜日なので、月曜日にでも見に行かせます」と、
当然のことであるかのように、平然と宣うたのです。
もう一度は、「ああ、そうですか、よく故障するんですよ…」と、
こちらはもうまったくの他人事。

急速充電器で充電しながら
長距離ドライブをトライしてみようと思っていたのですが、
これで完全に意欲をなくしました。

日産の本拠地である横浜、神奈川は、自治体との協力で、
他よりインフラ整備は進んでいるとのことでしたが、実態は上記のようなものでした。

ゴーンさんがいくらラッパを吹いても、これではきつい…。
正直な印象です。

結局、わが家の200V電源で2週間を過ごしましたが、
ちなみに、いちばん長く走った時(86km/残り走行可能距離42km)の、
満充電までの時間は7時間くらいでした。





IMG_4473.JPGEVとしては、もう少し目立った存在感がほしいという印象もありますが、いいプロポーションをしています。







(撮影・岡崎宏司)




IMG_4476.JPGリーフのスリーサイズは、4445×1770×1545mmです。






IMG_4497.JPGヘッドランプ・デザインはなかなかインパクトがあります。






IMG_4483.JPGこのテールランプのデザインはインパクトがあります。






IMG_4496.JPGセンターコンソール周りのデザインは、もう少しモダンな雰囲気がほしい感じです。






IMG_4487.JPG後席も十分なスペースがありますし、シートサイズもゆったりしています。






IMG_4484.JPG基本的に長距離ドライブをするクルマではないので、トランクスペースにも不足はありません。
右奥の黒いケースには200V電源用の充電ケーブルが入っています。





IMG_4457.JPG正面のモニターは、右が電費計、左が電池温度計です。
電費軽には残り走行可能距離が表示されます。中央上部はパワーメーターです。





IMG_4463.JPGP・R・N・D・ECOを切り替えるセレクター。なかなか使い易くできています。





IMG_4507.JPGボンネットの下の眺めです「3気筒横置き?」といった雰囲気ですが、間違いなくEVです。
 





IMG_4502.JPGフロント中央にある給電口。右が200V用、左が急速充電用差し込み口です。









では、また明日。